ケガや病気の治療で高齢者が入院した後、施設利用か自宅療養のどちらかを選ぶ必要があります。
しかし、どちらが適切か判断に迷う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、退院後に施設利用か自宅療養かを選ぶ判断基準について解説します。
▼退院後に施設利用か自宅療養かを選ぶ判断基準
■症状や体の状態で判断する
退院後は、体力や身体機能が完全に回復していないことが多いです。
そのため自宅で療養しても良いか、不安に感じる方も多いでしょう。
基本的に、要介護3に該当する状態では自宅療養は難しいとされています。
日常生活全般にサポートが必要な場合は、施設利用を検討するのが適切です。
■医療行為の有無で判断する
退院後の療養において、どのような医療行為が必要かも重要な判断基準です。
例えば、胃ろうケアやたん吸引・インスリン注射などが挙げられます。
胃ろうケアやインスリン注射は自宅療養でも対応可能ですが、24時間の医療対応が必要な際は施設利用が適切です。
■住環境で判断する
退院後、現在の住まいで安全に過ごせるかどうかも重要な判断基準です。
車椅子が必要になった場合、玄関や各部屋に仕切りがあると自宅療養は難しくなるでしょう。
高齢者が一人でも問題なく住み続けられるかどうかを、基準として判断しましょう。
▼まとめ
退院後に施設利用か自宅療養かを選ぶ際は、症状や体の状態・医療行為の有無を基に判断しましょう。
また、高齢者が一人で問題なく住み続けられる環境かどうかも重要な基準です。
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