
介護サービスを受けるには、まず要介護認定を受ける必要があります。
要介護認定は、介護が必要なレベルを示す基準であり、身体状況や生活状況を総合的に判断して決定されます。
今回は、要介護認定を決める基準について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
▼要介護認定を決める基準
■身体機能や生活機能のレベル
要介護認定を受ける基準には、身体機能や生活機能が含まれます。
一人で歩いたり立ったりできるか、自立した生活が送れているかなどが基準となります。
また、入浴や食事の対応レベルにより、要介護度が決まるのが一般的です。
■認知機能の状態
認知症状の有無や記憶力・判断力なども、要介護認定を受けるための基準です。
実際に認知症を発症していても、自立した生活を送れる軽度の場合は、要介護度が低くなります。
このように日常生活への影響度に基づいて、要介護度が決定されます。
■行動障害の有無
行動障害とは、幻覚や妄想・徘徊などが含まれます。
日常生活に支障をきたすレベルであれば、要介護度は高くなるでしょう。
精神的な状態の安定度も含めて、要介護度が決められます。
■社会生活への適応度
日常生活における自立性やコミュニケーション能力、外出や趣味活動などの社会参加状況をもとに判断されます。
生活の維持や社会との関わり、生活の質が重要なポイントです。
▼まとめ
要介護認定は、身体や生活機能の状態・認知機能・行動・社会生活への適応などを総合的に判断して決まります。
あらかじめ基準を理解しておくことで、適切なサービスをスムーズに受けられるでしょう。
『株式会社Te』は福岡を中心に介護事業を展開し、高齢者に必要なサポートを提供しています。
介護認定の申請や手続きも対応していますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。